弊社は主にファッション/ビューティー業界のお客様からデザイン業務をご依頼いただくデザイン会社で十二期目（2025年現在）を迎えます。コロナ禍以降の三期は業務の激減など諸事情のもと業務受託を行なっておりませんでしたが、十二期目を迎えるにあたり再出発を致します。
一重に再出発とは言いましたが、これまでとは違ったアプローチでの再出発となります。と、言うのも、人工知能の劇的な発展や各種メディアの躍進もあり、休眠をしておりました三期の間にブランドコミュニケーションの在り方は大きく変革しました。これに伴いデザイン会社の業務は単に制作物を納品するものではなく、ブランドのパーパス、コミュニケーションメソッドなどに基づき全体像を描きながら細部までを理解、デザインを提供するものへと大変合理的な収斂を遂げつつあると感じております。そこで弊社ではそう言った視点でのデザイン業務の受託とは別に、これまで実現することができなかった自社事業も柱に組み入れることで総合的な視点を養って参ります。
受託可能な業務範囲例
創業時から行なってまいりました各種デザインの受託を、昨今のデザイン業務がカバーするべき領域の変化に合わせ「ブランドコミュニケーションサポート」としてサービス展開をさせて頂ければと思います。提供いたしますアウトプットは大きく変わりませんが、プロジェクト全体を俯瞰し必要なアウトプットをご提案・ご提供することも視野に入れます。
これは、各種ディレクション（アート、クリエイティブ、システム）を切り分けることなく大きな枠組みとして、ブランドディレクションを理解もしくは考えアウトプットをすることを意味しております。そういった視点から、業務範囲に関しての記述は「業務範囲例」とさせて頂いており、一例を挙げると必要であればマーケティングスケジュールに合わせた広告制作物の支援なども組み込み、ご提案をいたします。
新たに始める書店「ガスパール」はファンタジーやサイエンスフィクションカテゴリーに特化をした書店を目指しております。広義でのファンタジーやサイエンスフィクションの裾野は児童文学・絵本までをもカバーすることから、書店での絵本の「読み聞かせ」イベントや、書籍そのものが持つ魅力を実際に製本するようなワークショップを通じて感じてもらうなど、情操教育の一助となることも視野に入れてまいります。
また、本格的なファンタジーやサイエンスフィクションカテゴリーのアプローチとしては、物語で語られる主題とは別に素晴らしいアートワークも産み出します。これは書籍といった枠組みを越え昨今ではゲームカルチャーなどサブカルチャーでも同様です。書店「ガスパール」ではそういったカルチャーも柔軟に取り入れることを視野に入れ、そのカテゴリーに特化したカルチャーハブとして機能することも目指します。
書店「ガスパール」では主に物語や、物語を創作するために必要な資料を取り揃えることが主となりますが、前項の通り産み出された魅力的なアートワークも取り扱って行きたいと考えております。そして、これに合わせ「ガスパール」に共感を頂けるクリエイターの皆様と協力関係を築き、この先の時代を見据えながらワークショップの開催、作品発表の場の提供などを行なって参りたいと考えております。
また、読書体験や創作体験といった視点で、それそのものの魅力もさることながら、体験を豊かにするクラフトワークの提供も行なって参りたいと思います。これは例えば、ブックカバーや栞、文房具、もしくは読書空間を演出するインセンスなどといったプロダクトの紹介や販売などが判りやすい例となります。またコンセプトが合致するのであれば「ガスパール」ブランドとして制作販売をいたします。
所在など詳細情報は国税庁法人番号公表サイトからご確認をお願い致します。 https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/